[SSOC-9]  イダペガサス 近況(2023/11/29)

2023-11-29

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沖田明子調教師

念のためエコーとレントゲンを撮りました。結論から言うと問題ありませんでした。

エコーのちょっと抜けたように見える赤丸部分が、繋靱帯炎の手術痕、継ぎ目のような部分です。腱、筋は1度痛めてしまうと完全に再生は出来ませんから、どうしてもちょっとこのように抜けた感じに写ります。特に問題はないので安心してください。

レントゲン写真の方の赤丸部分は副管骨です。馬は進化の過程で中指のみで立つようになったため、副管骨が退化しました。他馬はもうちょっとはっきりしていないことが多いのですが、本馬は比較的はっきりくっきり写っています。速く走るのに邪魔なため退化していった部分ですから、この部分にダメージが蓄積していくことを頭の中に入れておいてもよいと思います。特に本馬のような実力馬の場合気をつける必要がありますね。

腱、筋が完治することはないので、注視しケアしてこの状態をキープしながら競馬を使っていくことになります。うちの厩舎でも実績のあるちょっと高級な球節部分の炎症に効く注射がありますから、うまく使っていくつもりです。

本馬の印象は「大きい」です。骨太で重戦車といった感じですね。門別で重賞を勝ったときが504kg。今506kgで体重的にはよいのですが、ちょっと緩んでいる印象も受けますから、じわじわと負荷をかけて脂肪を落とし筋肉をつけていきましょう。

あと1週間くらいウォーキングマシン中心に調整し、12月12日からの競馬で1度軽めに追い切り、12月20日からの競馬でも少し強めに追い切り、大晦日12月31日に最終追い切りをして1月4日の名古屋記念へ向かうつもりです。

登録の関係上、12月17日には書類が揃っていてほしいので、それまでに共有オーナーを確定させる必要がありますね。慎重に仕上げていきますのでよろしくお願いいたします。

事務局より

沖田師の言葉に安心することができました。まだ共有オーナー募集中です!
詳細・募集ページから是非お申し込み下さい。







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