オーキッドレディ号は11月18日(土)のゲート試験を受験予定です。
藤ヶ崎一人調教師の話
今朝の調教で扉を閉めた状態でもゲートに入ることができました。
前扉を閉めたところに入れる練習をしたのですが、はじめは入ろうとしなかったもののロングステッキを使ったらびっくりしたのか小走りに入っていきました。その後は声を出すだけで入るようになったので大きな進歩です。ただ、まだ後ろ扉はガチャンと音が立つようには閉めておらず、片扉ずつ人の手でそーっと閉じているような状況です。
実は次回のゲート試験から要項が変わり目隠しの覆面をつけても受験できるようになったので、最悪ダメだったら覆面をつけて受けようかなと思っていました。ですから今朝扉を閉じたところに入れたのはいい意味での誤算で、これなら多少目途が立ちつつあると言ってよいかもしれません。
ゲート試験は1回前扉が開いたところに静止、次に前後を閉じてゲートを開けて切る。その後閉じたゲート内で1分静止します。その時点で合否が決まります。なんとかなるとよいですね。
ただ、テンションを上げないようだいぶエン麦の量を落としています。近年管理した馬でここまで配合飼料を落として青草だけにした馬はいないくらいです。ゲート試験に受かったあとも、能力審査を経て競馬使うまでにそんなに間隔がありませんから、使いつつ馬体を増やしていく形になるかもしれませんね。こんな状態なので調教に多くの人手が必要で、動画を撮る余裕がありませんでした。余裕があればまた動画でも皆様に確認いただけるようにします。よろしくお願いいたします。